ネコ科の起源

ネコ科は食肉目(食肉哺乳類)に属し、イヌ科と同様に全て森林にすむミアキス(哺乳類)の一群から進化した。

ミアキスは6000年前に北アメリカとユーラシア大陸に生息していた。

ミアキスは3000万年間は繁殖し、子孫は次第に2つの食肉目に枝分かれし、ネコ科とイヌ科となり

現在する肉食動物全てが含まれるが、正確には雑食に傾いた動物も混ざっている。

およそ、3000万年前にプロアイルルス(Proailurusという猫に、近づいた肉食動物が出現し

祖先のミアキスよりも肉を切り裂くための、特化した歯と出し入れ可能な爪を発達させた。

※プロアイルルスは、およそ2500万年前の漸新世に生息した最初のネコ科動物である。

ネコ科の中では最も基盤的なクレードである。

樹上生活をしていたイヌやネコなどの食肉類の祖先ミアキスが、平原へ生活の場に移したのがイヌなどの祖先となり、

森にとどまって生活したのが、このプロアイルルスなどのネコの祖先だったと考えられている。

2000万年前にプロアイルルスの後にプセウダニルルス(Pseudaelurus)という猫の最初の祖先が現れた。

プセウダエルルスは、中新世のヨーロッパ、アジア、北アメリカに約2,000万年から800万年前に生息していた先史時代の猫です。

生きているネコやヒョウ、そして絶滅したマカイロドゥスの先祖である側系統群であると考えられており、

プロアイルルスの後継者です。

 参考:ウィキペディア等

ネコ科の進化

1.ヒョウ系統

ライオン。ヒョウ・ジャガー・トラ・ユキヒョウ・ウンピョウ・スンダウンピョウ

2.ボルネオヤマネコ系統

アジアゴールデンキャット・ボルネオヤマネコ・マーブルキャット

3.カラカル系統

カラカル・アフリカゴールデンキャット・サーバル

4.オセロット系統

ジャフロイネコ・コドコド・ジャガーネコ・サザンタイガーキャット・アンデスネコ・マーゲイ・パンパスンネコ・オセロット

5.オオヤマネコ系統

スペインオオヤマネコ・オオヤマネコ・カナダオオyサマネコ・ボブキャット

6.ピューマ系統

ピューマ・ジャガランディ・チーター

7.ベンガルヤマネコ系統

ベンガルヤマネコ・ジャワヤマネコ・スナドリネコ・マレーヤマネコ・サビイロネコ・マヌルネコ

8.イエネコ系統

ヨーロッパヤマネコ・リビアヤマネコ・スナネコ・クロアシネコ・ジャングルキャット・ハイイロネコ・イエネコ

イエネコ系統の情報

イエネコ系統は先祖から300-400万年前に枝分かれした最後の系統です。

イエネコ

肥沃な三日月地帯にいたリビアの亜種が、家畜とされ南極以外の全世界に分布している。

はじめ、東地中海盆地周辺で家畜化が始まった可能性があり、リビアネコの2つの

遺伝的亜系から派生したようだ。

時代は異なるが中東(現在のトルコ)とエジプトの亜型

それぞれに家畜化されたようだ。

両者が交配したり別の亜型のヤマネコと交雑したかは確認できない。

ヨーロッパヤマネコ

イエネコとの交配が可能だが、野性的なので飼うのは困難です。

スナネコ

北アフリカ・中東・中央アジアの砂漠地帯に分布し、砂漠で暮らすのに適した発達がある。

クロアシネコ

アフリカで最小の猫ですがハンター能力は高い。

リビアヤマネコ

イエネコの直系の先祖でイエネコとの交配が可能です。

ジャングルキャット

湿地帯や葦原に生息する、小型から中型でスワンプキャット(湿地の猫)の別名あります。

ハイイロネコ

逃げ足の速い猫でチベット高原の東部の狭い範囲の高原生息し、厳しい気候条件に適応している。

極東の猫の特徴

シャムやコラットなどの極東を原産とする猫は、

西洋の猫と違いほっそりとした体型であり、おしゃべりな特徴がある。

リビアネコが先祖であるがアジアの猫は、

西洋の非血統種とは特定の遺伝子における発現と遺伝子突然変異の情報が異なる。

理由は東アジアの個体群はある程度孤立した環境下にあり、

交雑する古代種のヤマネコがいなかった可能性がある。

さらに、地域間の移動や別種との交雑が稀少だったようだ。

ネコの進化

家畜化の影響

イエネコはリビアネコにはない進化の特徴がある。

野生の祖先と比較すると、イエネコの足は短く腸が長い

理由はイエネコに火を通した加工した食事や、残飯などを食餌にした結果だろう。

脳も小さくなり恐怖感の減少と関連があるようで、他の家畜と同じ特徴がある。

順応性

ヤマネコは単独で行動し縄張り意識も強いが、イエネコの行動も同じである。

しかし、家畜化していくと寛容になり、しぶしぶながらネコ科の同居を許す。

最近の研究からイエネコの報酬学習・恐怖反応・記憶に関する遺伝子に変化があるようだ。

ニャーという鳴き声でもヤマネコとは相違があり、多くは母ネコと子猫のあいだでの会話だが

人と触れ合い、注意を引くために鳴き声を適応させているようだ。

ネコ同士ではめったに鳴かない我が家の猫も、人に要求するときに良く鳴くが

コミニケーションをとることを覚えたのだろう。

イエネコの筋肉と骨格について

猫の柔軟な動きを支えているのは、

複雑に配置されたじん帯・腱・筋肉で骨格と結び付けて円滑な動きがを可能にしている。

–筋肉—

1.心筋

心臓の拍動と血液の循環を保つ

2.平滑筋

自律神経下で不随意運動を管理し呼吸や消火機能の維持、血圧を安定化

3.骨格筋

腱を介して骨と連携し、歩く・走る・ジャンプする等の不可運動に貢献する。

–鎖骨と脊柱—

骨格

ネコ科の骨格は標準的な哺乳類と比較してよく似ているが、

肉食獣の生活スタイルを維持するため

骨格にも変化が起こり、スピードと強さしなやかさを備える。

脊柱の可動性が高まり鎖骨が退化した。

この特徴により身を低くして獲物に近づいて、

ジャンプしてもバランスを崩さないでいられる。

生理学

心臓血管の循環

猫の心臓はおよそ300mmリットルの血液を送りだし、

脈拍は毎分140-180で人間の2倍の速さです。

血統種によっては肥大型心筋症のリスクがありますので

遺伝子検査が必要です。(メイクーン等)

脳(のう)

脳の構造は大半の哺乳類と酷似しているが、特に聴覚と視覚の発達がある。

運動とバランスを調整する小脳は特に発達している。

但し、イエネコの脳は野性の近縁種よりも、

25%小さいが家畜された種に多い現象です。

呼吸(こきゅう)

危機的状況での神経系の役割

ストレスや恐怖を感じた猫は、無意識に急性ストレス反応を起こす。

アドレナリンにより心拍の増加や瞳孔の拡大と筋肉の血液量が増大する。

逃走と闘争反応を引き起こすが

危機が過ぎれば、元の副交感神経に制御された状態に戻るようだ。

中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい)

猫は抹消神経系の一部を意識的に制御して、

幅の狭い棚に飛び乗る・獲物に忍び寄る・グルーミングなどが出来る。

睡眠

猫の一生は70%が睡眠であるが浅い睡眠である。

深い睡眠中はレム睡眠が特徴的で足が完全に脱力する。

猫は昼も夜も暖かいお気に入りの場所で、

動かずに1日何度も短いうたた寝をする。

免疫システム

猫も人間同様の免疫システムがあるが、

アレルゲンとなる花粉・ノミの唾液で生じる症状で、

免疫システムを弱めて病気を引き起こす。

主な感染症には

ネコ免疫不全ウイルス感染症(FIV)・ネコ白血球ウイルス感染症(FeLV)がある。

また、ノミアレルギーのある猫はかゆい皮膚を、

かきむしるので脱毛するからノミ予防は必要である。

視覚システム

人は猫よりも細部が見えて色分けも出来るが、

暗い条件下ではネコの視覚が優れている。

猫の桿体細胞(かんたいさいぼう)は人の3倍であり、

その性質は受光体は白と黒色しか反応しないが、

かなり低い光度でも反応するため、夜行性の動物を探すのに有利である。

また猫の目の裏には輝板という特殊な鏡のような層があるので、

光を増幅できる。猫の目が闇の中で光るのはそれが原因です。

瞳孔(どうこう

イエネコの場合はスリット状態まで、

瞳孔が狭まるが明るい光で網膜を守る性質がある。

薄暗い場合は瞳孔がめいっぱい開いて、獲物を狙う顔が可愛いですね。

聴覚(ちょうかく)

猫の可聴域は驚くほど広く、低音から人には聞こえない高周波の音まで聞こえるようだ。

また、猫の耳は音の発生源を探すべく反転して90cmの距離から間隔が8cmしか離れていない

2つの音源を区別できる能力があるそうです。

触覚(しょっかく)

猫の触覚感度は人よりも高く、

冷たさや熱さ痛みや圧力などの情報を受ける。

特に鼻や肉球などの毛のない場所に情報を得ているため、

敏感な肉球等を触られるのを極端に嫌う傾向がある。

猫は皮膚の温度が52度にならないと痛みとして感じないが、人は44度で感じる。

なのでやけどには注意が必要です。

さらに、猫のひげは空気の流れや振動・障害物との接触

感じ取り密閉空間でも物にぶつからない。

嗅覚(きゅうかく)

猫は嗅覚により、視覚や触覚・聴覚によるシグナルより遠く長く持続する。

尿

刺激臭が強く特にオスのは強烈です。においを調べるときはフレーメン反応で分析する。

においでほかの猫の情報などを収集をしているようだ。

行動圏で徘徊して色々なものに体を押し付けるのも、においのマークをつけている。

飼い主の体にこすりつけることもあり、縄張り意識なのかも?

糞便

コミュニケーションの役割は不明らしいが

矢張り、縄張り意識の行動があるようだ。

引っかく

猫の爪とぎには健康保持の役割のほかに、同じ場所でするのは

視覚的・臭覚的情報の誇示と拡散の意味もあるようだ。

皮膚腺

猫の頭部には臭腺が集中している。

口の両脇や前頭部の左右と頬の両側や顎の下にも腺があり

そこから出る分泌物をあちこちにこすりつける。

我が家の猫も、飼い主のズボンに頭をこすりてけてくる。

この行為も猫の社会的情報交換のものなのだろう。

触覚

相互グルーミング(アログルーミング)

猫が二匹でお互いになめあう行為を相互グルーミングといい、

アログルーミングには社会的目的があり緊張のかんわの手段となっている。

これにより、攻撃行動が少ないらしく安らぐのだろう。

こすりつけ(アロラビング)

猫のこすりつけ行動は攻撃的行動を避ける行為のようで

なかでも軽い頭突きのよう動作をバンテイングとよばれ

我が家の猫も良く飼い主に向かって頭突きをするが、

仲間として認めてくれているのだろうな。

鼻をふれあう

この行為は2匹の猫がいないと確認できないが

キスしているようだがにおいを嗅ぎあって

情報交換をしているのかもしれない。

足ふみ行動

ニーデイング)・(ミルクトレッド)と呼ばれ

毛布やクッション等柔らかい感触の良い物に、前足を使って

左右交互にリズミカルに押す動作です。

これは幼猫時代に子猫が母乳を良く出すようにした動作の名残りらしいです。

通常はゴロゴロと鳴きながらこの動作をするので可愛いね。

この幼体特有の行動を残したまま大人になることを

幼態成熟というそうだ。ウキペデアで調べると

ネオテニー(neoteny)は、動物において、

性的に完全に成熟した個体でありながら非生殖器官に未成熟な、

つまり幼生や幼体の性質が残る現象のこと。幼形成熟幼態成熟ともいう。

人間でもあるのかな?

視覚

猫の多頭飼いに伴う日常生活の中で視覚による、コミュニケーションが必要になるが

顔の表情や尾っぽの位置や姿勢などの多彩なシグナルを発することで役立つようだ。

衝突

攻撃態勢の猫は自分を大きく見せる目的で立毛で逆立て、尾を真下に向け上体を起こす。

それに対し、おびえた猫は防御態勢を取り、地面に這いつくばり耳を寝かせひげも頬につけ

危険防止のために尾を体の下に巻き込む。

しかし収拾がつかないときは徐々に攻撃的な体制に移行する。

尾っぽ

猫が通常のリラクス状態では、水平に尾を上げピンと立てる。(テイルアップ

尾をぴくぴくしたり水平に上げて左右に大きく振ったり

地面に打ち付けた場合は軽い欲求不満や攻撃的な気分など不快な状態です。

アイコンタクト

他の猫と目をじっと見つめあう場合は威嚇のサインです。

リラックス状態では半開きの目でゆっくりと瞬き、

穏やかに目を閉じたり開いたりを続けるので、

コミュニケーション目的で

飼い猫が落ち着いてじっとしているときに試してみよう。

猫の耳は可動性が豊かでその形や方向で感情を表す。

音声

野性の猫よりも飼い猫のほうが、音声をコミュニケーションに使っている。

猫同士では余り鳴かない猫でも、飼い主とのふれあいでは良く鳴くことが多い。

ニャーとクルル

子猫が問題を起こしたときに発するのがニャーであり、

母ネコはわかったよと発するのがクルル(震え声)で

大人の猫がニャーと鳴きあうことは滅多にない。

争う声

攻撃的な声は口を開けたままで発するが

それは遠吠えであったり低いうなり声であり

たまにシャーやフーッなどの威嚇や唸り声が交じる。

求愛

発情期のメス猫は執拗に騒々しく苦し気に鳴いてパートナーを求める。

オス猫も遠吠えのような声を発することがある。

喉を鳴らす

喉頭の筋肉が収縮しながら声帯を振動させてゴロゴロという音声を発生させる。

普段は満足感を表すがときに激痛でも鳴らすことがあるので注意しよう。

カカカカ

興奮か欲求満化のどちらかに表現される。子猫でも生後数日で可能らしい。

猫と飼い主の関係

子猫は人と触れ合う時間が長いほど人懐っこくなる。

また、触れ合う人数や男女や子供と大人など人の具体的なイメージを作りやすい。

遺伝子の影響

父親の猫の遺伝子的な気質が子猫に受け継がれる。

その傾向は友好性や非友好性ではなくて、臆病や大胆などの性格気質を受け継ぐらしい。

母ネコの人に対する親近感も子猫が真似る傾向がある。

遺伝的なものと環境的なものが影響するようだ。

人との影響

飼い猫と人との関係は不確定要素が多く断定できないが

飼い猫は見知らぬ人には警戒する。馴れた飼い主とのコミュニケーションを好み

敏感に反応する。飼い主の飼い猫に対する愛情の深さも関係するのだろう。

飼い主に愛着のある飼い猫は飼い主の不在をストレスと感じるのかもしれない。

尾を立てる(テイルアップ)

猫が尾を立てる行為は友好的な気分を表している。

近づきながら尾を立て近づくなら一種のあいさつであり、

尾の位置や行動でさまざまな猫の気持ちを伝えているようだ。

こすりつけ

猫の体にある臭腺を体をこすりつけることで拡散している。

さらに、室内飼いの猫よりも屋外に出ることが可能な

猫の方がその傾向が強いようだ。

帰宅のあいさつとも感じるが同時にニオイをつけることで

安心するのかもしれない。

前足でフミフミ

ニーデイング、ミルクトレッドとも呼ばれ

飼い猫が柔らかい感触の手触りの良いものに対して

前足で左右交互にフミフミしながら押すリズミカルな動作

子猫の時代に母ネコのおなかを押す行為の名残りです。

人との交流

人も猫もお互いのコミュニケーションテクニックを使って

関係を深めている。

会話

人は社会的な動物であり自然に飼い猫に対して会話するが

マザリーズという普段よりも高い声で話すがそれは母親が子供に話す際の音声のようだ。

飼い猫もまた飼い主の言葉に反応するが特有の猫の態度で対応する。

我が家の猫は朝からおはようのあいさつから始まりごはんや水の要求、

さらにブラッシングの要求もニャーと鳴きながら近づいてくる。

オハヨウ』に近い発声をするし、若いころは『オカエリ』も連呼した。

水は洗面所に登って水道からダイレクトに飲む。

ごはんも用意が遅いとニャーニャーとうるさいほどまとわりつく。

最近はベット横にブラッシング用の櫛を用意しているが

ブラシを見せるだけでベッドに飛び乗ってくる。

ヤハリ、ブラッシングは顔の周りあたりを好むようだ。

猫を飼う喜び

猫を飼うことで得られる影響は多い。

現代の猫飼いは古代のようなネズミ退治を目的にしていない。

猫特有の性質で綺麗好きやトイレ使用も固定され依存心が少なく、無駄な鳴き声もないので

理想的なペットであり、リラックスやストレス解消など人の心にも影響を与える友でもある。

絆という言葉は正にこの状態なのかもしれない。

キャットグラス

キャットグラスやキャットタイムは簡単な健康管理に向いている。

猫用に販売され価格も安価で、見た目も優しいから試した方も多いと思う。

イネ科の植物だが消化を助けるらしく、飼い猫も適当に噛んで食べているから

問題ないのだろう。植物は毒性の高いものが多いから、

設置には注意が必要だ。特に花束に多いユリは猛毒で全ての部分に毒性がある。

花粉なども飼い猫のグルーミングで体内に入り腎不全で多くの場合は致命的になるようだ。

また、室内にはないだろうが、不凍液も有毒なエチレン・グリコールが含まれている。

致命傷的なものだが猫が興味を示す物なので隔離が必要です。

こちらも腎不全を起こすそうです。

猫の健康

最近の飼い猫の長寿化は獣医学と餌の管理で進歩してきているようだ。

一般的な飼い猫の生存年齢は15-16歳だが更に高齢の猫も多い。

しかし、自由な環境にある野猫は2-7歳程度しか生きられないという。

肥満

飼い猫の問題で人と同じく肥満になる深刻な問題も急増している。

糖尿病・下部尿路疾患・変形性関節症など運動不足で食べすぎや肥満が原因なことも。

又、不妊化した猫も代謝率の低下からおこる。

高たんぱくで低脂肪・低炭水化物などの人と同じように適切な食餌を選んでおけば

減量するようだ。猫のパズル フィーダーなどおもちゃを用いたものも効果的らしい。

高齢(老齢)

加齢により猫も様々な身体的・行動的な変化が起こるが

虫歯や視力・聴力の減退や関節の硬化、

痛みによる不快感から怒りっぽい態度を起こす場合もある。

さらに、アルツハイマーに似た変形疾患の高齢性認知機能不全があるが

治療方法は現在のところ無いようであるが進行を遅らせる方法はあるようで

獣医による投薬も試す方が良いでしょう。

飼い猫の高齢化は飼い主にとって心配な面が多いが

性格が穏やかになったり、若いころの問題が無くなったりと

理想的なパートナーとなりえる。

ただし、高齢は病気が一番の心配であり、日ごろの健康管理や獣医の健康チェックが必要である。

老猫の楽しみは寝ることらしいので、静かな環境を守って

暖かく心地の良い寝場所をたくさん用意するのが良いだろう。

たまには、興味を示した遊びをするのもストレス解消になるようだ。

我が家の猫もそろそろ高齢化の年齢になってきたが、飼い主自身も高齢化の波には

逆らえないから、お互いに健康に注意してペットライフを楽しみたいと思う。

参考資料:ネコの博物図鑑 

The CAT A Natural History By Dr Sarah Brown

ペットへの思い—-

飼い猫との生活は楽しく、時間がどんどんと過ぎていきます。

だから、一緒にいる時間を大切にして

楽しい時間をいつも思い出して忘れないであげることです。

飼い猫が死ぬ時は悲しですがありがとうの言葉とともに

見送りたいと思います。

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