ペットのハムスターの気になる情報—
ペットの種類別の気になる情報を集めています
愛するハムスターをペットとして飼うのですから、最後まで面倒をみてあげましょう。
・・ハムスターの種類一覧表–
ゴールデンハムスター
ゴールデンハムスター(Golden hamster ) はゴールデンハムスター属の一種である。ハムスターの中でもっともよく知られる種類である。別名シリアンハムスター(Syrian hamster)。
ゴールデンハムスターはシリア、レバノン、イスラエル、パレスチナ等の中近東からヨーロッパ南東部に分布しているが野生種は絶滅危惧種である。正式名称は「シリアンハムスター」。 発見当初から野生のハムスターはほとんどいないと言われており、発見されることは極めて稀である。1930年に捕獲されて繁殖に成功するまで、「幻の動物」とまで言われていた。他のハムスターに比べてペットとしての歴史も長い為、毛色や毛柄も一番種類が豊富である。野生状態では地面に巣穴を掘って生活しており、基本的に単独行動を行なう。夜行性の動物であり、昼間はほとんど寝ているが、夜になると活発に動き出す。 雑食性で、植物の葉、茎、根、種、果実、昆虫類、さらには自分より小さい動物を食べる。同種同士の縄張り意識は強いため複数での飼育はできない。フードや野菜等以外は極力あげないようにしたほうがよい。中毒を起こすのでチョコレート・ねぎ類は与えない。(ポトスも同様です レタスはお腹を壊しやすいです。あげるならキャベツのほうがいいと思います。)
100-200g:ペットとしてのハムスターの元祖。
おっとりとした性格で人に慣れやすいが、
オスは縄張り意識が強い場合がある。
短毛と長毛がいる。毛のカラーバリエーションが豊富で、
茶、白、黒の単色、2~3色のブチ入りなどもいる。
ジャンガリアンハムスター
ジャンガリアンハムスター(Djungarian Hamster) はヒメキヌゲネズミ属に属するネズミの一種である。和名はヒメキヌゲネズミ。またはドワーフハムスターと呼ばれる。
ジャンガリアンハムスターは小型のハムスターである。原産地は、カザフスタン共和国、シベリアから中国北部。日本では、大きさや独特の愛らしい仕草から人気が高く、ドワーフハムスターの中では、最も多くペットとして飼育されている。ジュングリアンハムスター等と表記される場合もある。中国のジュンガル盆地(ジャンガリア)に生息することが名前の由来だが、実際はシベリアに多く分布しており海外ではシベリアンハムスターと呼ぶ場合もある。また、、欧米ではウィンターホワイトハムスター (Winter White Hamster) またはウインターホワイトロシアンハムスター (Winter White Russian Hamster) と呼ばれる事もある。体長は約7cm~13cmで体重は約30~40g。子供は一度の出産で3~10匹産む。メスより、オスの方が若干大きい。臭腺はお腹にあり、足の裏に毛が生えている。雑食性で、植物・動物・昆虫などを捕食する。夜行性で、暗い所を好む。野生では一日に3km以上の距離を走るため、飼育下では運動するための回し車などが必要である。ほお袋に食物をためる習性を持つが、飼育下では特に餌を争う相手がいない場合、ほお袋を全く使わない個体も多い。
30-50g:ポピュラーな品種。
おっとりとした性格です。
人に慣れやすい。茶、白、パールホワイト、イエロー、
サファイアブルーといった毛色が知られる。
夏と冬とで毛が抜け換わる個体もある
キャンベルハムスター
キャンベルハムスター (Campbell’s Hamster) は、ヒメキヌゲネズミ属の一種である。ネズミ科キヌゲネズミ亜科ヒメキヌゲネズミ属 。
原産は、中央アジアから北アジアにかけての大草原や半砂漠地帯(ロシアのトゥヴァ地方、バイカル湖東部、モンゴル、中国の黒竜江省・河北省・内モンゴル自治区)。 シベリアンハムスター (Siberian hamster) と呼ばれる事もある。 ペットとしては、1970年代よりイギリスで飼われはじめていた。日本においては、1994年頃からペットショップに並ぶようになった。また、日本においては、ジャンガリアンハムスターの方がよく流通しており人気が高いが、ヨーロッパやアメリカではキャンベルハムスターの方が人気が高い。ドワーフハムスターの中でも、特に愛らしい外見には定評がある。反面活発で気が強く、飼育者を噛みついたりすることもあるので、取り扱いには注意が必要である。寿命は2~3年程度。
40-50g:コピー :3-5.5kg:
一見ジャンガリアンに似ているが、
ジャンガリアンより大きく、丸顔。
活発で野性味は強く、比較的なつきにくい。
なかには気性が激しい子もいる。
毛色は茶、イエローなど
ロボロフスキーハムスター
ロボロフスキーハムスター(Roborovski hamster) はヒメキヌゲネズミ属に属するハムスターの一種である。和名はロボロフスキーキヌゲネズミ。ペットとして飼われているドワーフハムスターとしては最も小型で、約二頭身の体型である。原産地はカザフスタン共和国、モンゴル、ロシアトゥヴァ共和国など。
ロボロフスキーハムスターは体長は約7cm~10cmで体重は約15~30g。世界最小のハムスター。性格は臆病で、人間になつきにくい。観賞用ハムスターとして知られている。体は小さいが運動量のとても多いハムスターであるため、飼育の際は十分な広さを確保する。 「水分をあまり必要としない」との表記が度々見られるが、他ハムスターと同じ扱いで良い。水分の多い果物・野菜なども食べる。
15-40g: 体長約5cm。
2頭身の体型が人気を集めている。
臆病で人に慣れにくい。
すばしっこいので逃げたらなかなかつかまえられない。
ハムスターのなかでは、
複数飼いできる例が多い品種。
毛色はグレー、ベージュ
チャイニーズハムスター
チャイニーズハムスター(Chinese hamster)は、モンゴルキヌゲネズミ属に属するネズミの一種である。和名はモンゴルキヌゲネズミ。ハムスターのなかでは小型であり、ジャンガリアンハムスターなどとともにドワーフハムスターと呼ばれる。原産地は南シベリアから中国北東部、朝鮮半島。モンゴルハムスターと呼ばれることもある。
長い体、長めのしっぽが特徴の種類である。性質は多少臆病だが、まめに触っていればそのうちなれるようになる。人に噛みつくことも少なく、他のハムスターに比べ てあまり臭いも強くはない。ジャンガリアンのように数多く流通しているわけではないが、ペットとしてなかなか優れた動物である。寿命は2~3年程度。体長は約9-12cm、体重は約26-38g。他のハムスターに比べ、尾が長く、細い体つきでネズミのような外観が主な特徴である。人に慣れやすく性格はおだやかである。毛色は茶色が多い。子供は一回で平均4匹ほど生む。複数飼いも可能だが、発情したオス同士を複数飼いするとケンカをするので注意が必要である。
20-40g :別名はモンゴルハムスター。
ほかの品種よりしっぽが長く、体型はスリム。
排泄物のにおいが少ない。毛色は白、
シルバーなどで、バリエーションは少ない。
短毛。扱うショップは多くはない
ヨーロッパ・ハムスター:別名: クロハラハムスター
体長は20cm-34cmで体重は250g-600g。
主に柔らかい肥沃な土や黄土の低い農地、草地、庭、または生垣に生息する。妊娠期間は15日~17日で、1度の出産で4匹~12匹が生まれる。他の種類のハムスター同様、出生当初は毛が生え揃っておらず、目も閉じた状態である。
ゴールデンハムスターよりも大きく、ハムスターの中ではもっとも大きい部類に入る。その大きさはモルモットと同等である。モルモットとの違いは、後ろ足だけで立ち上がれ、前足で物を持てることと、腹部が黒いことである。
性格は非常に気性が荒く凶暴であり、妊娠中・子育て中のメスは特に気が荒い。自分よりも遥かに大きい人間にさえ恐れずに襲い掛かる事があるため、世話をする際は注意が必要である。これは、日本でペットとして普及し始めたのが1997年頃と比較的新しい部類で、ペットとして普及してからの期間が短いため、野性の凶暴さが残っているためである。ゴールデンハムスターと同様に単独行動を取るため、他の個体と一緒に飼う事は基本的にできないものと考えた方がよい。
体が大きい関係で力も強く、ケージを壊して脱走する事も多いため、ケージはウサギ・モルモットに使うような大きく丈夫なものが必要。また、1日1度、30分程度はケージの外に出して、密閉した屋内で運動させた方が良い。他のハムスターとは違って8年前後と長生きする。
ハムスターの日頃のケア
ハムスターの日頃のケアについての情報
ハムスターの健康を維持するために、
日頃から次のことに気をつけてあげましょう。
エサについて:
とくに食事時間を決める必要はありませんが、
エサを補充する時間、野菜やおやつを与える時間は決めておきましょう。
ケージ内の掃除について:
安全な遊び場に放している間に、ケージを掃除するとよいでしょう。
エサや床材などを巣箱に隠す習性があるので、巣箱の中もよくチェックします。
グルーミングについて:
爪が伸びていたら、尖った先端をカットします。
とくにブラッシングは不要ですが、
ゴールデンハムスターの長毛種は被毛が長い
下半身部分が排泄物で汚れやすいので、
クシなどで手入れして清潔に保ちましょう。
その他の注意点 :
ハムスターは夜行性。なかには、飼い主と同じ生活ペースで活動する子もいますが、
たいていは夕方頃から活性化します。
ハムスターが充分に休養できるようなスケジュールで世話をしましょう。
休息中は部屋を暗くしたり、ケージカバーを活用するのもよいでしょう。
ハムスターの健康チェック
ハムスターの健康チェックについての情報
ハムスターは敏感です。毎日観察して気をつけてあげましょう。
爪や歯は伸び過ぎていないか:
怪我の原因になるので要チェック。
目の輝きはあるか:
目が潤む・腫れぼったい・目やにが
出るのは危険信号なので要チェック。
耳や鼻の汚れはあるか:
耳の汚れや異臭・クシャクシャ状態及び鼻の周りの汚れや
鼻水は体調不良や病気の可能性があり要チェック。
抜け毛や毛並みの艶に異常はないか :
体調不良や病気の可能性があり要チェック。
尻尾が濡れていないか :
下痢の可能性があり要チェック。
体を触るとしこりがないか :
腫瘍の可能性があり要チェック。
体重の減少がないか :
急激な場合は病気の可能性があり定期的に体重チェック。
食欲の減退や活動的でないか :
全体的に動きが鈍く食欲がなく寝てばかり場合は
病気の可能性があり要チェック。
ハムスターの応急処置についての情報
ハムスターの症状別応急処置
ハムスターは自然界でも弱い立場ですので
病気を隠す性質があります
病気の初期では飼い主が気がつかない場合が多いので
ビデオカメラや人が隠れて
観察する必要があります
呼吸が荒い症状がある:
危険なサインです。
なるべく早く専門の獣医に診察してもらいましょう
触るとしこりがある症状:
急速に大きくなるときは危険なサインです。
なるべく早く専門の獣医に診察してもらいましょう
下痢の症状がある:
普段あげない食べ物を与えた、
食べすぎ・消化不良など単純な下痢の場合は人間用の整腸剤(ミヤリサン・ビオフェルミン等)を
耳かき1杯程度ヨーグルトに混ぜ与えたり、
繊維質が多い食品を与えて様子を見る。
下痢がひどい場合は脱水症状も考えられるので専門の獣医に診察してもらう。
※人間用の整腸剤以外は体調の崩れを引き起こす原因になるので与えない
歩行に異変がある症状:
骨折や捻挫がある可能性があり悪化を防ぐには金網製のゲージは避け、
クッション代わりの藁や新聞紙を
細かく柔らかくした物を床に一杯にして対処し、
様子を見る。
骨折の場合はそのまま骨が曲がってつくこともあり、
早急に専門の獣医に診察してもらう。
脱毛症状 :
皮膚病や脱毛は素人には原因がつかめず早急に専門の獣医に診察してもらう。
喧嘩による傷も塗り薬により悪化する場合もあり塗らない方が良い
出血症状:
緊急の場合は出血した場所を圧迫して止血するが、
化膿することもあり早急に専門の獣医に診察してもらう
体温が低下して起きない症状:
擬似冬眠の可能性があるが、
それ以外はとても危険な状態のため緊急の場合は暖めて対処する。
暖めても反応がない場合は専門の獣医に診察してもらう
動かず活動的ではない症状:
寒過ぎるか病気の可能性があるが、
取りあえずは暖めて甘いものを与えて対処する。
暖めても反応がない場合は専門の獣医に診察してもらう
クシャミガ止まらない症状:
床材が埃っぽいほど細かい可能性があるが、
それ以外は専門の獣医に診察してもらう
目やにが出ている症状:
体調不良の可能性があり暖かくすることで対処し、
改善の兆しが見えないときは専門の獣医に診察してもらう
ハムスターの防暑と防寒方法
ハムスターの防暑と防寒方法についての情報
ハムスターもともと温度変化の少ない土の中で生活している動物です。ペットとして飼われるときは温度変化に対応した対処方法が必要です。対策のベストはエアコンを使用した温度管理です。ハムスターの快適生活温度は20~28度です。飼っている部屋に温度計を置いてエアコンの温度管理をしてあげましょう。
ハムスターの防暑法について:
ハムスターの夏の暑さ対策にはエアコンがベストですが冷房の風が直接ゲージに掛かるようでは冷え過ぎますので厳禁です。また温度変化が多いのも体調を崩します。なるべく一定の温度で管理してあげましょう。エアコンの他に家の中の一番涼しい居場所にゲージを移してあげる方法も効果的です。具体的には風通しのよい場所(玄関や風呂場等)が良いでしょう。また、ゲージの上に凍らせたペットボトルやアイスノン等を置くのも効果がありますがかじられない様に対応してください。夏は巣材が多いと温度が上がる傾向がありますので適量な量にしてあげてください。
ハムスターの防寒法について:
ハムスターは冬になると本能的に擬似冬眠をしますが、飼っている場所の温度が適温の場合は冬眠しません。出来るだけ冬眠させないほうが体力消耗や体調不良を起こさせない方法です。ベストはエアコンを使用した温度管理ですがその他にペットヒーターやあんかの設置・使い捨てカイロなどゲージの下に置く、ゲージ全体を毛布等で包むのも効果的です。これらは全てかじられない対策が必要です。
その他の注意点 :
※私も以前にハムスターを飼っていた経験がありますが、冬眠と死亡がなかなか判断できませんでした。ご心配でしたら動物病院で確認してもらいましょう。ハムスターを飼う場合は冬眠がもっとも難しい対応になりますので温度管理は是非やってあげてください。また、経験上、巣材に新聞紙を裁断機にかけてクシャクシャにしたものを大量にゲージに詰めて置いた事があります。結構ハムスターには快適だったようで自由にトイレやえさを一定の場所にして姿を見せませんでした。本来の土の生活に近いかもしれません。巣材が古新聞なので費用も掛からず管理は楽ですが姿が見えないのはちょっと残念、巣材の交換時に丸くなって寝ている姿は可愛いいですけどね♪