—犬のエサや犬のおやつの種類の話—
缶詰▼
ドライフードより嗜好性が高く、
長期保存がきくことが利点。
タンパク源に大豆の粉を使い、
着色して肉のように見せている商品も
多いので注意が必要です。
虫歯や歯肉炎になりやすい
缶詰だけの食事はなるべく控えてあげましょう。
ドライフード▼
最も手軽に利用できるドライタイプのフード。
乾燥しているため保存がきくので扱いやすい。
ライフステージ別のドライフードのほか、
犬種別のものも市販されている。
原材料の質や配合バランスは
さまざまですので選択に注意してあげましょう
おやつ▼
ドライフルーツ、クッキー、ジャーキー、ガムなど、
多種多様なおやつが市販されています。
食事以外のおやつの与え過ぎは
栄養バランスを狂わせ、
肥満のもとになります。
1日に摂取するエネルギー量の10%以上に
ならないように注意してあげましょう。
サプリメント▼
高価な犬用サプリメントも驚くほど
たくさんラインナップされていますが、
犬の状態により
それぞれに合っているかどうか、
獣医師やトレーナーに相談してから使用しましょう。
野菜▼
犬はビタミンCを体内で合成できるため、
ビタミン補給の意味では必要がないです。
しかし 野菜や果物を好む犬は
意外と多いのも現状です。
不足しがちな食物繊維の補給という意味では
野菜をあげると良いでしょう。
果物▼
果物は糖分があるので
おやつ同様の扱いで与えて下さい。
あげすぎると下痢になる子もいるので
注意してあげましよう。
—ペットフードの選び方—
良質な商品には添加物に何を使用しているかまで
原材料の詳細が全て表示してあります。
ペットフードを選ぶ際には主要原料に
「チキン」「ラム」「ビーフ」などと
明確に表示されて
いるかどうか、チェックしてあげましょう。
「肉類」「副産物」「ミートミール」などの場合は、
動物の筋肉や脂肪以外の残り物が
含まれている可能性が高く、
栄養価や栄養効率を特定できないといわれています。
ドライフードなら主要原料の欄の初めから3番目まで、
缶詰なら2番目までに
「動物性タンパク質」が入っているものを
選ぶように心がけましょう。