思い出ノートの作成2(人編)
ペットと私のための、エンディングノート作成のヒント
基本的な情報(備忘録)
- 私の思い出や写真(作成日も記入)
- もしもの時の基本情報 名前・生年月日・現住所・本籍・電話番号・携帯番号・メルアド・勤務先情報等・備考
- もしもの時の連絡先情報 緊急先に氏名・続柄・住所・電話番号・携帯番号・備考
- 緊急時のペット情報 名前・種類・相談できる人の電話番号・携帯番号・備考
- 家族以外の友人や遠方の親族 名前・住所・電話番号(携帯番号)・備考
- 以下の重要な書類の情報 保管場所・記号・番号・保管管理人氏名・電話番号・その他
- 健康保険証・運転免許証・パスポート・年金証書、手帳・通帳・カード類・生命保険等の情報
- 印鑑・遺言書・不動産登記権利書情報・有価証券関連・その他の重要書類
- その他の気が付いた情報も大切です。
私の身上情報
- 私の画像(年代別に大きさのわかる画像)
- 私の名前・愛称・出身地等の本人がわかる情報
- 性別、性格・信条・座右の銘・ライフワーク・特技・趣味・好きなこと何でも・その他
- 私の履歴の情報 学歴・職歴・人生の節目変化の時期・資格、免許の取得内容年月日
- 自分の歴史を具体的に書く 幼少期・青年期・壮年期・中年期・老年期を具体的に書く
- ペット・居住地・家族構成・友人知人・その他の思い出等、何でも思い立ったものを書く
私の家族・親族・友人・知人情報
- 家系図を具体的にわかりやすく記入する(法定相続人の記載は重要)
- 家族・親族等のリストを作成し具体的に書く(名前・続柄や生年月日・住所・電話・メルアド・職業・その他)
- 家族・親族等へのメッセージを具体的に書く(希望や信条等)
- 友人知人の情報は具体的に書く(氏名・年齢・特徴・住所・電話、メルアド・関係性等)
- 友人知人に向けて具体的にメッセージを書く
資産・預貯金・その他の重要事項説明書の情報
- 預貯金の基本情報(他人にもわかるように具体的に、金融機関・支店・口座種類・口座番号・口座名・備考)
- 名義預金は相続税の対象になるので確認が必要です。
- クレジットカード・電子マネーも具体的に(名称・会社名・番号・連絡先・WEB用のID)
- 保険関係の情報も具体的に以下の内容を具体的に書いておく
- (社名・商品・契約者・被保険者・証券番号・保険の種類・契約日・満期日・受取人・特約・担当者情報・備考)
- 不動産情報(土地・建物)も登記簿の記載内容を明記しておく
- 有価証券・金融資産なども詳細な情報を書いておく(社名・支店・口座・ID・備考・その他の会員権等・備考)
- 借入金・ローン情報も相続の対象(借入先・電話・金額・借入日・返済方法・完済予定・担保・証書の場所等)
- 保証人情報も具体的に詳細に書いておく(債権者・債務者・金額と保証金額・保証理由・保証日・電話番号)
- デジタル情報と処分(携帯電話・パソコン・WEVサイトID・パスワード・契約内容・データ処理の処置方法)
- 車等の動産品の情報と処分(車種。ナンバー・保険・保管場所・その他)具体的に書く
老後の生活設計の情報
- 老後の家計収支を出来ればグラフにして具体的に表示する
- 収入と年金の情報も具体的に書く(公的年金・障害年金・私的な年金・その他の収入源)
- 金勇機関からの自動引き落とし情報も具体的に書いておく(電気等の項目・金融機関・口座・引き落とし日・その他)
私の健康状況と医療・介護の情報
- 現在の健康状態の情報を記載しておく
- 身長・体重・腹囲・BMI・血圧・血糖値等の情報
- 病歴や持病・アレルギー等の具体的な情報
- かかりつけの病院情報(診療科・連絡先・内容)・病名・対処方法等、投薬の種類なども具体的に・・・
- 健康診断をしている場合は病院情報・診察日・検査方法等、結果なども具体的に・・・
- ワクチン接種をした場合も同じです
- 病院が変わっても対応ができるように通院記録は具体的な情報を明記しておく
- 保険の加入状況と具体的な情報も詳しく明記しておく
- 介護等の情報も詳しく明記しておく関連のサービスを利用している場合も情報も詳しく明記しておく
- 告知・延命処置・献体等の希望や情報も詳しく明記しておく
見守り・財産管理・任意後見人・死後の事務等の情報
- 見守りサービスの内容情報を具体的に書く(名称・連絡先・サービスタイプ・業者・料金・契約内容)
- 財産管理に対する希望と情報及び管理者を明確に書く(名前・続柄・職業・住所・連絡先・備考)
- 任意後見人と契約している場合はその情報を明確に書く(名前・続柄・職業・住所・連絡先・備考)
- 死後の事務に関する情報を明確に書く(名前・続柄・職業・住所・連絡先・契約書の有無と詳細な内容・備考)
生前整理・遺品整理
整理リストの作成(品名・保管場所・処分方法・備考)
- 1.自治体の回収を利用する
- 2.民間の不用品回収業者に依頼する
- 3.引っ越し業者に依頼する
- 4.リサイクルショップを利用する
- 5.フリマオークション等のWEBを利用する
- 6.各自治体や個人等に寄付をする
- 7.形見分けの形で譲る
遺言書の作成
一人家族や法定相続人の有無など必要に応じて何時でも書き直せる
遺言書の種類 (自筆証書遺言書・公正証書遺言書・秘密証書遺言書)
遺言書の作成年月日、保管場所、遺言関係者(公証人・遺言執行人の氏名・住所・電話番号)がわかる情報
※自筆証書遺言書は法務局で保管してもらう(自筆証書遺言書保管制度)
※秘密証書遺言書は遺言の内容を秘密にする方法ですので対応は自分だけでして下さい。
遺言書を秘密に保管するために、封を施された遺言書の封筒の中に、
遺言書が入っていることを公正証書の手続きで証明する方法です。
1.長所
- 遺言の内容を秘密にしておきながら、自筆証書遺言の問題である偽造・変造などが防げます。
2.短所
- 公証人が作成するのは遺言書の封紙面だけなので、内容に関する不安が残ります。
- 公証役場には、遺言書の封紙の控えだけが保管されるだけなので、隠とくや破棄などの危険性があります。
- 家庭裁判所の検認をうける必要があります。
- 2名以上の証人の立会が必要です。
作成するにあたってのご注意
- 遺言者は署名捺印した遺言書を封筒に入れ、遺言書で用いた印章で封印します。
- 封印した遺言書を公証人に提出し、遺言者は証人2人以上の立会いのもと、自己の遺言書であること、その筆記した人の氏名、住所を申述します。 そのあとで、公証人が提出日付と申述の旨を封筒に記載し署名捺印します。これに、遺言者と証人が署名捺印します。
- 封筒の中の遺言書は、氏名以外は他人に書いてもらっても、またワープロなどを使ってもかまいません。 また、秘密証書遺言としての方式に欠けていても、自筆証書遺言としての要件を備えてあれば、自筆証書遺言として有効とされます。
遺言について相談している専門家の情報
専門家には弁護士・司法書士・税理士・信託銀行・ファイナンシャルプランナーがいて、その具体的な情報を書く
- 事務所名・担当者・住所・連絡先・相談内容・備考等
葬儀への希望も明確に情報として書いておく
- 葬儀の規模・宗教・葬儀を依頼する会場や業者・葬儀の流れ・葬儀費用の負担など細かい希望があれば書いておく
- 進行の希望 喪主・準備担当者・世話役・挨拶・香典・供花・祭壇・遺影・棺に入れて欲しい物・納棺の服装・音楽等
- 葬儀に来て欲し人と子てもらいたくない人の希望(続柄・間柄・ご近所・趣味等の名前・連絡先・関係・備考)
- 参列者へのお礼や想いを具体的に書いておくことで悔いが残らないようにしておく
- お墓・納骨・供養・法要についても希望があれば書いておく(特にペットに対する対処は具体的に)
- 墓・墓守・継続費用・仏壇の有無・供養や法要等も残された人が迷わない心使いも必要です。
わんにゃお信託® ペットの終生飼育のページです(今回、終活を作成する際の参考資料にしました)