★ペットが亡くなった時

ペットが亡くなったときに生じる様々な問題を
慌てずに冷静に判断できる様に情報をまとめてみました。

ペットが亡くなったときに生じる様々な問題の対処方法

悲しいことですが、ペットが亡くなったときは慌てることなく対処しなければなりません。
別れの形は様々ですが、どの様なペットの見送り方でも家族が納得できる形でお別れをしたいものです。 ここではペットが亡くなったときに生じる様々な問題の対処方法や情報をご紹介しています。ペットが亡くなったばかりの飼い主様のお役に立てれば幸いです。

※ 家族の一員が亡くなられると、通夜や葬儀のために様々な準備を行わなければなりません。ペットがまだ健在のうちではそうした準備は避けたい気持ちがありますので、いざ亡くなられたら何をしたらよいか分からないのが実情です。下記はペットの異変の対処から ペットが亡くなくなり、供養されるまでの全体の流れをまとめたものです。

1.ペットの異変 (異変に気をつける)

1. 病気 、.事故 、老化 など、突然の異変に対処する
2. 突全の事故は避けられませんが、病気や老化は注意してあげましょう
3. 安楽死はご家族の心の負担が大きく、なるべくなら自然死を迎えましょう
4. どうしても、安楽死しか選択出来ない状況の時は苦しさから解放してあげましょう

2.ペットの死(亡くなった時の場所)

1. ご自宅、動物病院、、ご自宅以外 などで亡くなったら場所により対処する
2. ペットの死は受け入れがたい悲しみですが臨終の際には立会って死に目を見たいものです
3. ペットの臨終に間に合わなかったときも手を合わせ、安らかな感謝の気持ちを伝えましょう
4. ペットが亡くなったら優しく体全体を撫でてスキンシップをしてあげましょう
5. ペットの突然の死はいつ起るかわかりませんので心の準備は常にしておきましょう

3.ペットとのお別れ(臨終直後)

1. ペットの臨終に際し動揺しますが、落ち着かれたら今後の対処を決めましょう
2. 家族同然のペットの臨終は悲しみが深すぎてペットロスになる場合もあります
3. 悲しみが湧いてくるのは自然の事ですがペットの死を受け入れなければなりません
4. ペットが好きだった場所に寝かせたり、しばらく抱っこしてあげるのもいいでしょう
5. やってあげたかった事など心残りなど後悔の念はペットにも伝わり成仏の妨げになります
6. ペットの旅立ちには心安らかにこれまでの感謝の気持ちを精一杯に伝える事が大事です
7. 通夜の過ごし方としてはペットの傍にいてあげて、言葉をかけてあげてください

4.ペットのご遺体の安置(遺体の世話をする)

1. ご自宅、.動物病院、ご自宅以外 などでペットのご遺体の安置処置をする
2. 保冷剤やドライアイス ・氷などご遺体を保冷してあげましょう
3.ご遺体は急速に硬直を始めますのでなるべく普段の寝姿に整えましょう
4. 瞼は目の下を押しながら優しく瞼を優しく撫でるあげると目をつむります
5. ご遺体から内容物が出てきても素手では触らずふき取ってあげましょう
6. 時間と共に体液も浸み出しますのでペット用シートやビニールを下に敷きましょう
6. ご遺体全体をタオルなどで拭いたり櫛を当てたりして綺麗にしてあげましょう
7. 保冷効果のために、外気に触れないようにタオル等を上からかけてあげてください
8. ペットの弔いに決まりはありませんのでしてあげたい事をいたしましょう

5.ペットの葬儀を考える(様々な対応や見送り方法)

1. ペットを火葬にするか 、 ペットを土葬にするか 、自治体へ依頼するか
個別火葬または合同火葬にするか、自宅供養か、ペット霊園・納骨堂に納めるか

などペットの様々な対応や身送り方法を家族で検討し、意見をまとめましょう
2. 最近は環境問題も重視して、土葬する場合でも火葬をしてから埋葬する方が主流です
3. 火葬しないで土葬する場合は深く穴を掘り石灰を撒いて自分の土地に埋葬します
4. ペット火葬も個別に火葬する場合と合同で火葬される場合とがあり選べます
5. 移動火葬車での出張や火葬固定施設への送迎や預かり火葬など方法も多様化しています
6. 自治体は通常、ペットの遺骸は廃棄物扱いとしてゴミ焼却されることが多いです
7. 合同火葬は基本的に遺骨は全て混合されるので返骨をご希望の場合は避けてください
8. 霊園・納骨堂にご遺骨を納めたい場合は落ち着かれてから相談しましょう
9. お墓参りや購入費・管理費・維持費など継続するには年間の費用も考慮しましょう
10. 自宅での供養は毎日気兼ねなく言葉を掛けられ弊社でお勧めしている方法です
11. 自宅供養の場合は部屋の中か庭に埋葬でき墓参りは不要でシンプルです
12.散骨を希望される場合はご遺骨を粉骨にして環境に問題のないところを選びます
13. 欧米では粉骨が主流で、それは「自然への回帰」を基本理念としているからです
13. 想い出を残したいお手元供養の場合は遺骨を収納できるメモリアル用品を購入します
14. 最終的に様々な意見をまとめご家族が納得できる方法で対処することが大事です

6.ペットの火葬をペット火葬業者に依頼される場合

※ペットを火葬される場合は以下の方法があります
1. 個別に立会い自宅火葬または火葬場でペット火葬 ⇒ 特徴は1体づつ個別火葬、返骨あり
2. 合同でまとめてペットを火葬する ⇒ 特徴は多数の遺体の混合火葬、返骨なし
3. ご焼香やお骨上げがの有無があり、個別でも即時返骨から2-3日後に返骨の場合もあります
※弊社ではペット火葬炉を使用して火葬時間2時間程度で即日に飼い主様にご返骨しています
以前、山にご遺体を大量廃棄する事件がありましたが、残念なことにこのペット火葬業界では
未だにペット火葬炉を所持していないブローカー的な業者も存在していますので業者の選択には注意が必要です。弊社が個別立会火葬専門にこだわるのもこの為です。

7.ペット火葬業者の選定(様々な葬儀内容の決定)

1. インターネット,タウンページ、動物病院の紹介、友人知人の紹介
その他の媒体なので葬儀内容の吟味をして
 依頼先をどこにするか決定する
2. 料金は自治体が最も安く、ペット霊園等に墓を作るのが最も高いです
3. その他、個別と合同でも料金が違いお骨あげなどに別料金を設定している事もあります
4. 粉骨料金等も各社の設定金額がバラバラですので全体的な費用を確認する事が大事です
5. ペットの葬儀業者は各々サービスが違いますので、確認の上で依頼しましょう
6. 基本的な火葬料金は体重制が多いのでペットの体重は把握しておきましょう
7. 家族の都合日時や場所などをまとめて依頼先を決める事も大事です
8. 依頼する業者の電話対応や親切でわかりやすい説明なども選択する際のポイントです
9. 依頼決定までに疑問に思う事は納得いくまで質問して解決しておくことも大事です
10. 動揺された中での様々な決定は混乱しますが後悔がないよう冷静に対処してください
11. 理想的には冷静な判断のできるペットの生前中から情報を整理しておくことです

8.ペットの葬儀業者に電話で連絡及び確認する

1. 葬儀の日時と場所・料金等、依頼業者の都合も確認して、 飼い主と業者間で決定します
2. 対応の良い業者ほど人気が高いので余裕を持って日時を決めてください
3. 別れが忍びない場合、長期保存(数週間)が可能な「天使のつばさ」と云う商品もあります

9.ペットの葬儀の取り決め

1. 葬儀の日時と場所は、依頼業者の都合なども確認し、 飼い主と業者間で決定します。
2. 受付・対応時間が24時間365日の場合が多いですが自治体等は違いますので確認しましょう
3. ペットの火葬時間はご遺体により違いがあり、極小で1時間以内~大型で2時間半程度です
4. その他、ご焼香やお骨あげ及び粉骨加工時間等が加味されますので時間的な余裕が必要です

10.ペットの火葬当日(旅立ちの日)

1.ペットの火葬当日のご家族の服装は決まりがないので ご家族で自由に決めてください
2. お花や写真・お手紙・思い出の品・お供物などを用意して供えてあげましょう
3. 段ボール箱などを棺にした場合は段ボール箱は火葬出来ませんので出してあげましょう
4. 不燃材や金属など環境やご遺骨に影響あるものも火葬出来ませんので外してあげましょう
5. 思い出に残したい場合は髪の毛などをカットして保存しましょう
6. 火葬当日は動揺して落ち着かないですが心を落ち着かせて旅立ちを見送ってください
7. 愛情を注いだペットの旅立ちを見送ることは残された家族にとっても重要です
8. 犬の場合は登録してある市区町村に死亡届を出し必要な犬鑑札等を返しましょう

11.ペットのご遺骨のお骨あげと返骨

1.ご遺骨のお骨あげをすることで一定のけじめがつくため、心の安堵感が得られます
2. 個別火葬の場合はご遺骨が返骨されますので安心して供養することが出来ます
3. 返骨されたご遺骨をパウダー状に粉骨加工(容積が1/5)することで場所を取りません
4. 粉骨加工されたご遺骨を埋葬されると早く土に帰り、散骨をされる際も目立ちません
5. 返骨の場合ペットは自宅しか知らないのですから一時的にでもご自宅に帰してあげましょう
6. 宗教上から49日をされる方や読経を希望される方もあり考え方は千差万別です
7. 返骨後のご遺骨の対処の仕方は霊園や納骨堂に納める、自宅や庭に埋葬、海等に散骨など
8. ご自宅の場合は、ご家族の声の聞こえる好きだった所に、お水とお供物を添えて下さい

12.ペットの供養

1. ペットの供養には決まった形式はありません
2. ペットを悲しむお気持ちはわかりますが、ペットはいつまでも悲しむ姿を望んではいません
3. ペットの供養とはご家族と共にペットとの楽しかった日々を想い出してあげることです
4. そして、ペットに感謝する日々を過ごしながら元の普段の生活に戻る事です

13.最後のまとめ

1. ペットが亡くなる事は家族を失うことと同意語だと常々感じています
2. ペットを失った悲しみの深さは肉親が亡くなる事よりも大きい場合もあるそうです
3. 人間とは違いペットは純真無垢な心の安らぎであり抵抗なく受け入れられる存在です
4. そんなペットも命には限りがあり、別れは必ずやって来ます
5. 縁あって授かった命です、最後のお別れには「ありがとう」と感謝して見送ってください
6. ペットはいつまでも心の中で生きてあなたの傍にいますので語りかけてあげてください

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