わたしの終活とは?

「終活」と聞くとリタイア後に取りかかるイメージがありますが、実際には若いうちから終活に取りかかる人もいます。それは早くから考えることで、自分の現状を把握でき、今後の生き方についての考えがまとまるメリットがあるからです。
さらに、終活を行うことで、今後どのような資金が必要か、そのための資産形成方法を考えることにも結びつきます。

終活は、自分の人生の終わりをどのようにしたいかについて考えたり、準備をする活動ですが、終活の内容はその人の年齢や置かれている立場によって異なります。

具体的な活動としては、人生の終わりを見据えて身の回りの不要なものを片付けたり(断捨離)、自分が亡くなった後の財産をどのようにしたいかなどを考える活動です。

※断捨離とは、不要な物を断ち切り、物への執着心をなくすことで、

身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のことです。

 断捨離のそれぞれの文字には意味があります。

  • 断行(だんぎょう):入ってくる不要な物を断つ
  • 捨行(しゃぎょう):家にずっとある不要な物を捨てる
  • 離行(りぎょう):物への執着心をなくす

 断捨離は、単なる片付け論と認識している方も多いと思いますが、

ヨガの思想が元になっているため、片付けとは異なるものとされています。

 つまり、断捨離は単なる片付けではなく、物を捨てることにより執着心をなくし、

身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする思想なのです。

もちろん、終活は必ずやらなければならない活動ではありませんが、

最近では終活を行うことの重要性に気づき、取り組む人が増えています。

終活には、

  • 残された家族の負担を軽くする
  • 遺産相続のトラブルを防ぐことができる
  • 老後の不安を解消できる

といったメリットがあります。

終活の準備

  • エンディングノートにまとめる
  • 身辺整理をする
  • 生前の希望をまとめる
  • 死後の希望をまとめる

終活のために具体的っておくもの

1.エンディングノートを準備する

2.断捨離する

3.財産の一覧を作成する

4.健康管理や医療プランを考える

5.葬儀やお墓の準備をする

6.相続の計画を立てる

7.遺族のための遺言書の作成

8.遺族へのサポートをする

保管場所を家族に伝えておくなど、助言が必要ならそれも書いておきましょう。

また、一人暮らしでペットを飼っているなら、ペットの扱いをどうするかも考えて対応を助言。最近では、ペットの世話を引き受けることを条件に、財産を相続する「負担付死因贈与契約」も増えているそうです。

※ 相続遺言相談センター 詳細は御自身でお調べください。

遺族にできるだけ負担をかけたくないなら、死後事務委任契約や任意後見契約、見守り契約など、外部の人間に任せる方法を取り入れることも検討しましょう。

普段から身の回りの整理をし、親の終活を話し合うきっかけにもなり、判断能力があるうちから準備をすることで

断捨離などで身辺の整理をして、自分の人生を見直すきっかけになり、その後の人生を有意義に生きるための準備にもなります。

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